大阪と塩昆布 大阪みやげ

2008年09月01日

大阪みやげの定番のひとつに
塩昆布がございます。


大阪には塩昆布の名店、
『神宗』、『小倉屋山本』、『松前屋』など
たくさんのお店がございますが、
さてさて『なぜ大阪の塩昆布の名店が多いのか?』
『なぜ大阪の塩昆布が、定番の大阪みやげなのか?』
皆さん・・・思ったことはありません???
番頭は思っておりました。
実は大阪と昆布は、えらい長い歴史がありました。


大阪が『食い倒れ』いわれる時代からずっと昔。
安土・桃山時代の頃、
大阪は農・乾物の一大集積地であった
そうです。
それは大阪の多湿な気候が
乾物や昆布の旨味を熟成させた
ということからだそうで、
江戸時代になると上方食文化として根づいた
昆布のダシを特徴とした食べ物や
昆布を加工した食べ物は、
『天下の台所 大阪の食い倒れ』のものとして
有名になったそですわぁ。


また大阪の堺とも昆布はつながりがございます。
刃物の街として有名な堺。
『おぼろ昆布(黒おぼろ)』、『太白おぼろ』、
『白板昆布』など昆布を薄く削る技術は、
堺の刃物職人の高等な技術により誕生した
そうです。


大阪と昆布のえらい長い歴史をご紹介しましたが、
『大阪食い倒れ』といわれるだけに、
大阪に“食”が集まるとうまいもん
生まれ変わるんでんなぁ〜。


そんなことで最後に
番頭の塩昆布のおいしい食べ方は・・・



塩昆布 まつのはこんぶ
やっぱりお茶漬けが
一番ですねん。
てなことでほなまた。




(昆布についてのお話の一部は、
ウィキぺディアを資料として参考にしております。)


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