【高津神社(こうづじんじゃ)】
2006年11月06日
古い歴史を
持つ神社でございます。
浪速の地を皇都(高津宮)と
定められ大阪隆昌の基を
築かれた仁徳天皇を
王神と仰ぐ神社であります。
もともとは大阪城付近にあったそうですが、
大阪城の築城の際にこちらに移転したとのことです。
落語「高津の富くじ」の
舞台にもなった神社でもございます。
絵馬堂は江戸時代には、
展望の名所として
全国にも知られており、
「遠眼鏡屋」という商売で、
ここで望遠鏡を貸して
大阪のまちなみの説明をする
商いが庶民の娯楽として
にぎわっていたそうです。
残念ながら、いまはビルばかりで
遠くを見ることはできませんが・・・。
でも高津神社で、桜の花が咲く季節には、
「桜まつり」があり、地元の人たちで賑わい、
とてもいい花見が出来ます。
また季節を問わず、憩いの場所でもあります。
当館から徒歩7分で行ける神社でございますが、
繁華街とは違った古都の大阪風情を
感じられる神社でもございます。
一度足を伸ばして
頂ければと思います。