四天王寺ワッソ

2006年10月30日

むかし、むかし、そのむかし。
古代大阪は「なにわの津」と
呼ばれるころがありました。


この頃の古代大阪は、
国際交流の一大拠点で、
中でも聖徳太子はんが
建立した「四天王寺さん」は、
当時の国際交流の檜舞台になっていまして、
様々な交流が行われていましたんですわ。


古代の大阪は、
上町台地の西は海、東は潟(湖)でした。


東アジアからの使節団が
最初に上陸する地に築かれた
「なにわの宮」は古代の副都で、
ここを中心としてその周辺に
内外の外交施設が置かれました。
人びとは海路を終え、
当時の迎賓館である「四天王寺」へ、
さらには飛鳥・大和へと文化を
伝承していったでは・・・。


さてさて、本題の「四天王寺ワッソ」は、
そのような古代の“優雅で豊かだった国際交流”を、
大勢の大巡業を中心に雅やかに再現したお祭りですわぁ。


場所は、地下鉄谷町四丁目駅を降りて、
「なにわの宮跡(なにわのみやあと)公園」で、
さまざまなイベントが11月4日・5日に開催されます。


「ワッソ」とは、現代韓国語で、
「来た」という意味だそうですわ。
だから千数百年以上も前から海を越え、
多くの人びとがやってきては、
繰り広げられた交流を再現するにあたり、
「来た」という言葉を祭りの名称にしたそうです。


ほんとお祭りは、いいですねぇ〜。
お祭り好きの番頭の注目は、このお祭りでは、
韓流(韓国流)・阪流(大阪流)の屋台も出るそうで、
韓国・大阪のうまいもんが一度に食べれることですわ。
その他にもイベント盛りだくさんです。


11月の最初の週は、お祭りだらけで忙しいなぁー。


皆さんもぜひ一緒に楽しみましょう。


四天王寺ワッソの詳しい詳細は、
下記のホームページからご覧下さい。
http://www.shitennoji-wasso.com/index.html



かねよし旅館より、
「四天王寺ワッソ」の会場までは、
公共交通機関を使って、15分で行けます。


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